Prodused by SAKI

This site is a personal works of "SAKI".
I hope there will be a much of fun contents and funny dreams.
Of coursse that is a future occurrence.
The Watchword is "Picture Yourself".

Count:17087(0/0)Bot:207431(2/11)
TOP>投稿>喫茶「FlowLight」

Attention!! Your Access is doubtful of Bot or Crawler.
 当サイトは日本国内からの正当なアクセスがなされることを前提にページを作成しています。
 BOTによるアクセスであると判断した場合は、画像や書庫ファイル、スタイルシートなどを廃した"情報"のみが表示されます。
 もし、そういった心当たりのない方でこのメッセージが表示された場合は、クッキーが保存されない、ユーザーエージェントにBOTを連想させる文字列が含まれている、海外Ploxy経由などの可能性があります。
 できましたら、正当な環境にてアクセスされますようお願いいたします。
 なお、ご不明な点や、どうしても現在の環境でのアクセスをご希望される場合は、メールフォームにて相談して頂ければ善処させていただきたいと思います。

TOP PAGE
サイトトップに戻ります

BLOG PAGE
ブログ(日記)です

はじめに
このサイトの紹介です

更新履歴
このサイトの更新履歴です

掲示板
足跡を残してくれると嬉しい

らくがき帳
お絵かき掲示板

詩・志・姿・思
ポエムなページです

小説おき場
いくつかの物語

投稿コーナー
言葉の投稿場所です

GALLERY
展示物おき場です

用語集
用語集(辞書)です

開発コーナー
自作スクリプトなど

リンク
他サイトへのリンクページです

INDEX
入口ページに戻ります

** CONTENTS **
コンテンツ別メニュー

処理時間 0.138358秒

BGM PLAYSTOP
雨が降るといいのに……

その呟きはとても
か細くて

その意味合いを
つかみかねたっけ


あの時は、そう……

最初は背中で聞いた
彼女の声が

さめた
アメリカンを口に含む
その一瞬にだけ

よみがえる
窓越しに

行き交う足音が
聞こえてくるよう

広く大きな
その窓が

毎朝、あたしが通う
その理由

温かいレティを
口に含むと

その甘酸っぱい刺激が

少しだけ
あたしを欲張りにさせるの
あれ?

視線だけで、見せた
微かな戸惑いを

あたしは見逃さなかった

お気に入りのテーブルは
いつも同じ

頬を指で掻きながら
カウンターを横切る
あなたの

苦笑い

気付いたかな?

あなたが来るたびに
手に取るその雑誌

ラックをカウンターの
近くに変えたのが

あたしだって
あらやだ……

どうしたんだろ?
お客さん

さっきから
大きなアクビばかりしてる

トントン……

軽く指先であたしの肩をたたく
マスターの悪戯っぽい苦笑い

今でも思い出す……

ピクンとして

お代わりのコーヒーの
あまりの濃さに
目を白黒させた

あのときの

あなたの
驚きようっていったら……
海沿いにはしる国道の
脇に佇む小さな喫茶店

窓は開いているのね

遠くの
カモメの声が聞こえてくる

注文もしないのにやってきた
澄んだアイスコーヒーは

小さな奇跡の味がした

カウンターには品のいい
婦人がひとり

丁寧に笑みを返すのが
苦痛じゃなくて

素直なあたしに驚きもした
どうしても
教えてくれなかった
あなたの

秘密の場所
こっそり見つけた

壁に掛かった沢山の
フォトフレームの幾つかは

照れ屋なあなたの心を映す窓

気さくなウエイトレスが
教えてくれた

最初に飾った写真と
あたしを呼ばないその理由

顔を真っ赤にして
照れ隠しにオーレを頼んだ

あたし……
鼻先くすぐる

カフェの香の魔法が
穏やかに働いて

陽射しの
明るさを感じながら

今日、二度目の
目覚めを迎える

そんな贅沢なことを
ふと考えてしまう
弾む気持ちを
少しの間

ティーカップの上に
漂わせた

昼下がりのCafe

もう少し
もう少しだけ

そう言い聞かして

落ち着いた大人の香で
私をなだめた

アールグレイ
角砂糖の数で
占ってみる

あなたの気持ち

まるでほどけるように
溶けていく

ティーカップと
あたしの心に

軽い仕草で
まわすスプーンが

くすぐったい
髭面の

とぼけた店主はなぜか
近所のおばさんと仲がいい

今日もカウンター越しに
何やらお喋り中

この忙しいというのに

おかげで上手くなったわ
ドリップのタイミング

ところで
何の話をしてたのかしら

え、モツ煮込み作り方?

いったいそれを

どうするつもりなの
喫茶「Flow Lights」
いらっしゃいませっ!
ここは、いわゆる詩の投稿掲示板です。
あなたの言葉を残していって下さいな。

管理者モード:Pass:

NEW BBS TOP HOME ICON HELP PAST L

Page: [Top] [Back] [Next] [Last]
水槽のある喫茶店
From: SAKI 2003/08/26 00:00 ID:AAAA0000[none]
[PIC] 「水槽のある喫茶店」

 夏ともなれば

 いちめん
 コバルト色した
 店内の

 そう、その真ん中に
 大きな水槽がひとつ

 いつも空いている、そこだけは

 ティーソーダを片手に
 揺らぐ水面が綾なし映す

 光のレースに見とれてみたり

 気取るエンゼルに
 大きくほっぺを膨らませては

 いたずら風味ににらめっこ

 あらやだ、この子
 笑ってる……


 いつしか水槽ごしに
 聞こえたその

 忍び笑い……

 まったく、
 なんてことかしら……

 水槽さえも
 赤く染まっていたね、と

 今なお、その
 声の主は笑って語る
Res

Pass:



無題
From: minaki 2003/08/26 00:00 ID:AAAA0000[none]
[PIC] 以前は、多くの美しい詩人達で花咲いていた

あの場所だから 好きだった

でも、今は、あの時の詩人達は、花園からさっていった

あなたの好む詩をくちずさむことなんて
もうできないわ

人の情熱は、情熱の園でしか花は
咲かない

そんな情熱の中にいた時の
貴方がすきだった

でもつぎにであった時の
あなたは、

もう、私の知っている貴方とは
違っていた

そう思えるのは、わたしがかわったから



珈琲のカップの温かさに
少し目があつくなった
Res

Pass:


Page: [Top] [Back] [Next] [Last]


sxBBS ver 2.2 by BVS


Copyright © 2008 The Blue and Violet Storys All Rights Reserved.
当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。